マイホームを購入して家族で住んでいたが、県外に転勤になり、引っ越すことに…。そして、引っ越した後のマイホームは賃貸で貸している…。という方もいらっしゃると思います。
借りる人が見つかり入居している期間は、その家賃を住宅ローンの返済に充てることができるので問題ありません。
しかし、下記のように状況が変わる可能性があります。
□自分自身の状況が変わる(解雇、病気など)
今までは給料から今住んでいる家賃を払えば良かったが仕事ができなくなり、住んでいる家賃が払えなくなります。
□家賃の相場が下がる。
入居者が退去後、これまでと同じ家賃で貸せるかといったら近隣の状況によりますが難しい可能性が高いです。近隣に新築賃貸マンションができ同じような家賃であれば、やはりそちらにお客様は流れてしまいます。ですので、家賃の設定を下げざるを得なくなります。つまり、家賃だけでは住宅ローンの返済額に足らなくなり手出しが発生します。
□修繕費がかかる。
入居者の退去後は、修繕等のリフォームをする必要があります。状況によっては多額の費用が発生する可能性もあります。予算がなく修繕ができなければ客付しづらくなり家賃収入が入ってこなくなり悪循環に陥ってしまいます。
そして、今住んでいる家の家賃の支払いを優先することになり、住宅ローンを滞納してしまうというケースは少なくありません。
しかし、解決方法はあります。まずは、投資家の人に購入してもらい、物件を手放す方法があります。利回りがよければ投資家は検討します。ですので、住宅ローンの残債が多い方は不向きになってしまいます。
次に、住んでいる入居者に直接売却するという方法もあります。相手の状況にもよりますが、話をしてみてはいかがでしょうか？
そして、最後に任意売却です。任意売却は住宅ローンが完済できなくても金融機関の同意を得て売却する方法です。残った分については無理のない金額で払っていくので経済的にも精神的にも安心することができます。固定資産税や、マンションの場合は管理費等の支払いもなくなります。
このように、賃貸中の物件も様々な方法で解決することができます。賃貸で貸している物件は福岡県もしくは山口県だけど、今は県外に住んでいるという方、お気軽にご相談ください。どの方法がベストなのか一緒に考えていきましょう!!
