「住宅ローン控除」「住宅ローン減税」とよく聞くと思いますが、今回は詳しく内容を説明したいと思います。
まず、住宅ローン減税の制度は、住宅ローンを借り入れてマイホームを取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度です。
そして、この申請は世帯単位ではなく住宅ローンを借り入れる人が個人単位で申請します。
つまり、夫と妻が共同名義で住宅ローンを借り入れた場合、二人とも申請できます。
毎年末の住宅ローン残高又は住宅の取得対価のうち、いずれか少ない方の1%が10年間、所得税の額から控除されます。
所得税から控除しきれない場合は、住民税からも一部控除されます。
1年目はご自身で確定申告をする必要がありますが、2年目からは会社の年末調整で控除されます。
この住宅ローン減税は、新築住宅だけでなく中古住宅でも対象になります。
しかし、細かい要件があるので、事前にチェックが大事です。
また、住宅を取得後、転勤等で住まなくなる場合があると思いますが、その場合、所有したまま賃貸で貸し出すこともあると思います。
このとき、住宅ローン控除は使えるでしょうか?答えは使えません。
あくまでも、住宅ローン減税は住宅ローンを借り入れた人がその住宅に住んでいる場合に利用できます。
購入を検討している物件があって要件に当てはまりそうだけど不安という方はお気軽にご相談ください。
弊社では、住宅ローンの組み方、返済方法、返済計画についてもアドバイス、ご提案させていただいております。
相談は無料ですのでお気軽にお問合せください。