個人が払う税金といえば、固定資産税・都市計画税、市県民税、所得税、国民健康保険料等が挙げられますが、万が一滞納が続くと、役所は個人の財産等に差押をしてきます。
■ご自宅や不動産に差押をいれてきます。
…簡単に処分されないようにするためです。
■給与に差押をいれてきます。
…役所が勤務先を知っていれば、その会社に連絡をしてその人の給与に差押をいれます。完納しない限り、解除されません。生活するために必要な給料を差押されるのが、一番ダメージが大きいと思います。
■銀行口座の差押
…口座が差押されると、預金の引き出しができなくなります。かなり不便な状況になります。
■保険証券の差押
…生命保険、火災保険の存在を役所が把握していれば差押します。
■延滞税
…納付期限が過ぎると延滞金が付きますが、年率14％もあり、かなり高い金利がついてしまいます。
このように、差押されると生活しにくくなり精神的にも経済的にも負担が出てきます。まず対策としては、役所へ相談することです。
税金を滞納すると、必ず役所から電話が入ったり、封書が届いたりすると思います。放っておいたりせずに必ず連絡してください。
そして、しっかりと現状を伝えて相談すると、役所の担当も払ってほしいので、分納での支払い等ご提案してきます。
また、税金の滞納額が高額になっている方は、住宅ローンや他の債務等にも苦しんでいる状況の方も多いと思います。その際は、現状を根本的に見直し改善する必要があります。
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