任意売却は、通常の不動産売買と比べて、多くの関係者との情報の共有、そして調整が必要になります。任意売却に関わる利害関係者には、
■売主様（債務者）
■買主様
■買主側の不動産仲介業者
■司法書士
■債権者（1～3社）
■役所（税金滞納で差押が入っている場合）
■管理会社、管理組合（管理費等の滞納がある場合）
■弁護士（破産管財案件の場合）
が、挙げられます。どうですか？多いですよね…。
ちなみに破産管財案件の場合は、加えて裁判所の許可が必要になりますので、最後の最後まで油断は禁物です。
関係者全員と連絡をとりながら決済に向けて調整を行って無事に任意売却を完了させるのが、任意売却専門業者である私達の使命になります。
一人でも協力してくれない方が出てくると、任意売却は成功しませんので、細心の注意をもって業務にあたらなければいけません。
このように、任意売却は経験の豊富さが大事ですね。これから、任意売却のご相談を検討されている方は、まずはやはり任意売却に専門特化している不動産会社に依頼されることをお薦め致します。
※決済…不動産取引の最後になりますが、売買代金残金を支払い、所有権を売主から買主に移転する日のことです。不動産の業界用語です。
