私達、不動産業者は売主様から売却物件をお預かりしたときは、売却物件情報を「不動産流通機構(レインズ)」というオンラインシステムサイトに登録しなければいけません。
不動産物件情報をオンラインネットワークすることにより、流通機構のホストコンピューターに登録された情報を多くの取引関係者が共有することで、迅速に情報交換を行うことが可能となり、取引の拡大を図ることができるのです。
この不動産流通機構(レインズ)ですが、全国に4組織あります。
■公益財団法人 東日本不動産流通機構(東日本レインズ)
■公益財団法人 中部圏不動産流通機構(中部レインズ)
■公益財団法人 近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)
■公益財団法人 西日本不動産流通機構(西日本レインズ)
私達、福岡の不動産会社は、中国、四国、九州、沖縄県をエリアとする西日本レインズに登録をします。この登録をしないで、つまり情報を提供せずに、自社で買主も取り込もうとする、いわゆる「囲い込み」をする悪徳な不動産会社が、まだまだ存在します。
このような不動産会社に売却を依頼してしますと、早期に売却できるチャンスを逃す可能性が高いです。そして、このような不動産会社は誠実で適切な対応をしてくれるとは到底思えません。後々トラブルになる可能性が高いです。
そこで、売却を依頼しようとしたときは、「ちゃんと西日本レインズに登録しますよね?」と聞いてみて反応をみてはいかがでしょうか?
あやふやな回答が返ってきたら怪しいので、ご注意ください。