任意売却を成功させるには大きく分けて3つの条件があります。
１つ欠けても成功することができません。
大事なポイントですので、詳しくみていきましょう。
1.債権者（金融機関）との調整
まずは任意売却に応じてくれるかどうかです。
債権者によっては、任意売却は行わず強制競売で処理するというところもありますので注意が必要です。又、任意売却を行う時期が原因で任意売却に応じてくれない場合もあります。
例えば、競売の入札日直前になって任意売却の申し出をしたとしてもお断りされる可能性が高いです。
次に、債権者の応諾価格がいくらかという点です。応諾価格が相場価格から、かけ離れていたりすると、購入希望者が現れない可能性が高いので状況は厳しくなります。債権者の最終応諾価格をより早く把握することが大事になってきます。
2.役所との調整
住宅ローンを滞納されている方の中には、固定資産税等の税金も滞納していて役所から差押登記が入っているケースが多々あります。
この差押が解除されないと売却することはできませんので、全額完納できない場合は、役所との調整が必要になります。
税金滞納分に配分できる金額での解除のお願いを行うわけですが、ここは各自治体の対応によって変わってきます。
柔軟に対応してくれる役所、全額完納しか認めない強硬な態度の役所等いろいろです。
3.買主が現れるかどうか？
任意売却は通常の売却と違い、期間が限られています。
この限られた期間の中で一人でも多くの方に興味をもってもらうために、室内を整理整頓してキレイな状態にしたり、オープンハウスを開催したりして販売活動を行います。
私達はこれまでの経験から、物件ごとの効果的なアピール方法のノウハウを持っていますので、安心してお任せください。
このように、この３つの条件を期間内にクリアする必要があります。
福岡県内、山口県内にも数多くの不動産会社はありますが、上記の条件をクリアするための豊富な知識と経験をもっている不動産会社は少ないです。
やはり、任意売却に専門特化して取り組んでいる不動産会社に依頼されることをお勧め致します。ぜひご参考ください。
