住宅の査定額は、任意売却を行う際に非常に重要なポイントとなります。査定には訪問査定と簡易査定(机上査定)の2種類があり、どちらも行っておくのが得策だといえます。今回は、査定額を算出する訪問査定についてご紹介します。
任意売却を行う際、住宅の売値は売主側で設定することができますが、その売値が相場とかけ離れていれば買主が見付からない可能性があります。買主が見付からず住宅ローンの滞納が続けば、金融機関からの強制執行により住宅を競売にかけられてしまうリスクが生じます。かといって、売値が低ければ残債ローンが多く残ってしまい、負担が重くなることが考えられます。そのため査定額をしっかりと算出し、適切な売値を設定する必要があるのです。
訪問査定とは名の通り、不動産業者が訪れ住宅の査定額を算出する方法です。簡易査定(机上査定)とは異なる部分の査定も行うため、確実に行っておきましょう。
訪問査定でポイントとなるのは、立地条件や間取り、住宅の傷み具合、設備、風通しや日当たり、景観の良さなどの環境面です。さらに、訪問査定では役所調査も行い、売却にあたって問題がないかなども確認されます。これらのポイントを複合して評価し、住宅の査定額が選出されます。
訪問査定の際には、プラスの面もマイナスの面も伝えるようにしましょう。もし、プラスの面を伝えずにいれば査定額が思ったよりも低いものとなるかもしれません。逆にマイナスの面を伝えずにいると、あとになってトラブルとなるケースがあります。任意売却においては、瑕疵担保が免責となることも少なくありませんが、トラブルを避けるためにはマイナスな面も伝えておくことが無難です。
訪問査定は、ほとんどの不動産業者で無料となっており、必ずしも訪問査定を依頼した不動産業者に売却を依頼しなければならないというわけではありません。そのため、一社に絞って依頼するのではなく、なるべく多くの業者に依頼することが賢明であるといえます。
訪問査定を行う業者は福岡に多くあります。ですが、福岡にて任意売却を行うのであれば、任意売却を専門とする事務所に依頼するのが最適です。そうすれば無駄な手間を省くことができ、スムーズに手続きを進めることができます。
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