離婚を考えている人のなかには、同時に家も売却したいと考える人もいます。しかし、残額ローンがある場合、離婚の手続きが思うように進められないことがあります。そのような場合に行われるのが“任意売却”です。ここでは、その任意売却後に行う住宅ローン返済として“売却益で返済する”ケースについてご紹介します。
任意売却を行った結果、残額ローンを完済できるくらいの利益が出た場合、その売却益で残額ローンを返済していくことができます。
このように、売却価格が残額ローンを上回ることを“アンダーローン”といい、反対に売却価格が残額ローンよりも下回る場合を“オーバーローン”といいます。アンダーローンであった場合、住宅ローンを完済することも可能ですし、完済することによって住宅の担保設定を外すこともできます。
また、連帯保証人の問題や名義変更などの問題もなくなるため、よりスムーズに離婚手続きを進められます。
任意売却によって出た売却益で住宅ローンを完済してもなお利益が残っていた場合は、財産分与に充てられます。分割して清算することができれば、離婚による任意売却は完了です。
このように、アンダーローンとなった場合はその利益で住宅ローン問題を解決することができます。
しかし、売却益が残額ローンを上回るかどうかを知るためには、事前に持ち家の査定価格を調べる必要があります。そのため、こういった方法で返済をしようと考えている場合は、事前に専門業者に査定を依頼することが大切です。
福岡県内には、不動産売却のほか住宅ローンのことについてもサポート可能な任意売却専門業者があります。悩みに対するアドバイスはもちろんのこと、相談者一人ひとりに合った解決方法の提案が可能ですので負担の軽い方法で問題解決を目指すことができます。
福岡県内にお住まいで任意売却について考えている方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
