解決事例のご紹介

ある不動産会社の甘いチラシにのって任意売却を失敗されたケース

お名前 落窪 良一様(仮名)
ご年齢 35歳
ご職業 正社員
住所 北九州市小倉北区
残債 フラット35 1,800万円
物件情報 平成23年築 マンション 3LDK オール電化

ご相談時の状況

今回の内容は、任意売却が成功しなかったケースです。というのも、弊社にご相談された時点で日程的に無理でした。詳しくご説明致します。落窪様が弊社にご相談に来店されたのは入札開始3日前でした。この時点では、買主様を見つけたり、サービサーに任意売却に協力してもらうように手続きをしたり、いろんな手続きが間に合いません。落窪様に詳しく説明させていただき、ご理解いただけました。しかし、なぜこのような事態になったのか詳しく聞かせていただきました。

お客様のご希望

競売を回避したい。高く売却したい。

解決のポイント

引越し代の確保
サービサーとの早急な手続き

解決までの流れ

今回は、解決しておりませんので、「解決までの流れ」にはなりませんが、なぜこのような事態になったのか詳しくお聞きしたのでご説明致します。落窪様は離婚して、精神的にも落ち込み仕事も手につかず退職されました。そして、数か月後、転職されましたが、大幅な収入ダウンとなり、住宅ローンの支払いが徐々に厳しくなり滞納が続きました。そして、競売についての書類が裁判所から届きました。売却を急がなければと、ポストに投函される不動産会社からのチラシを気にするようになりました。そして、その一枚のチラシには、「引越し代は弊社が負担します!!売却までの管理費等は弊社が負担します!!」と記載されており、すぐに電話されたそうです。そして、すぐに状況を話して専任媒介を締結されました。数ヶ月経っても、何も連絡がありません。裁判所からは次々に書類が届きます。不安にあり、その不動産会社に連絡をしてみると、「反響ないですね。それよりも、不足分は用意できそうですか?」とのこと。入札が近づいていることを伝えると、「大変ですね、そろそろ引越し先を探したほうがいいんじゃないですか?」と、他人事のような返事でした。引越し代や管理費を負担してくれる点も聞いてみると、「売れてないのにウチが払うわけないじゃないですか?」と言われたそうです。専任媒介を解除してくれとお願いすると、解除してもいいけど、これまでかかった経費として10万円請求しますと言われたそうです。そして、どうしようもなくなり、弊社のホームページを見てご相談に来られたとのことでした。

お客様からのメッセージ

甘い言葉につられた私が悪いんですが、その会社はひどすぎます。それから何も連絡はありません。私は、そのまま、競売になってしまいました。

担当者からのメッセージ

山田 大史
いろんな不動産会社がいろんな謳い文句のチラシを投函しています。その中には、甘い言葉が並んだチラシもたくさんあります。でも、よく考えてください。引越代や管理費を不動産会社が負担するとなれば、どこから払うんでしょうか?それはお客様からいただく仲介手数料から負担することになると思います。ということは、仮に、仲介手数料50万円いただけるケースだったとして、引越代と売却できるまでの管理費の負担が30万円だった場合、残りの20万円で広告、販売活動することになります。それでは十分な活動はできないとお思います。又、仲介手数料をいただく前から、引越し代や管理費負担分を支払うはずがありません。つまり、甘い言葉をちらつかせて売物件を専任契約で受託することが目的なのです。ましてや、そんな無責任なチラシを配布している不動産会社が、債務者のために任意売却を成功させるために精一杯取り組んでくれるとは思えません。甘い言葉に惑わされずに、任意売却を専門にしている会社かどうか、任意売却の知識、経験が豊富な会社かどうか、しっかりと事前に調べることが大事です。
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