菊川様は約10年前に中古マンションを購入されました。そして、順調に返済をしていました。しかし、離婚を機に精神的にも不安定になり、自営でされている仕事にも影響が出てくるようになりました。そして、仕事上、支払いでどうしてもまとまったお金が急に必要になったそうで、あまり調べずに◯◯◯(個人事業者向けローン)から不動産を担保に1,430万円借りたそうです。そして、◯◯◯は、1,430万円から菊川様の住宅ローンを完済させ、税金未納分を払って役所の差押をはずし、そして、◯◯◯の根抵当権を設定しました。菊川さまの手元に残ったのはわずか250万円足らずでした。しかし、ここから月15万円という支払いがスタートしました。住宅ローンだったら月々6万円だったのに倍以上になってしまいました。銀行で借り換えをしようとしても、事業者ローンが付いている場合、住宅ローンの借り換えの適用はできないということですべての金融機関からお断りされたそうです。なんとか3ヶ月程は払いましたが、滞納が始まりました。そして、競売の申立てがされた後に弊社にご相談がありました。