福岡・山口で任意売却・住宅ローンの事なら株式会社バディ

大西様ご夫婦はいろんな事情がありマンション購入時からお孫さんと同居されていました。購入時は会社員として働いていて無理なく順調にお支払いできていましたが、数年前に大西様が脳梗塞を発症。そして、リハビリ等で回復したものの2度目の脳梗塞を発症してしまい、体が不自由の状態になり移動は杖が手放せないようになりました。そして、続けて奥様も脳梗塞を発症してしまい、寝たきりの状態に…。二人とも働けなくなり、お孫さんもとりあえず会社を辞めて、2人の介護に専念することに。税金、そして住宅ローンも払えなくなり、そして競売の申立てを受けました。その直後に、お孫さんから弊社のＤＭを見てお問合せをいただきました。

競売を避けたい。

税金の差押解除。購入希望者が見つかるかどうか…。

すぐに債権者と連絡をとりました。債権者の担当はこれまで何度も取引のある方だったのでスムーズにいけました。しかし、物件の評価が高く、応諾価格が相場以上に高いものでした。室内の状態、これまでの成約事例等を提示して説明させていただきましたが、「◯◯万円でないと…」という返事でした。そして、大西様は税金の滞納額も多額で役所から差押登記が入っていました。役所の担当者は当初は全額完納が条件ということで強硬な態度でしたが、何度も打合せをさせていただき、延滞金カットということにしていただきましたが、それでも配分額だけでは足りません。本税だけでもかなりの金額です。そこで、購入希望者(不動産買取業者)にお願いしました。購入希望者も売買代金が高いので難しいということで、一部を負担していただけることに。そして、弊社の仲介手数料から一部負担してようやく、解除していただける額まで揃えることができました。そして、ようやくすべての問題が片付き、無事に決済を迎えることができました。競売入札開始の2日前でした。

本当にありがとうございました。他にも債務があり自己破産をするつもりで弁護士の先生に相談したところ、自己破産しても税金は残ると言われ、どうしようと思っていました。しかし、山田様に粘り強く調整していただき、税金がなくなり、助かりました。ありがとうございました。これからも孫の力を借りながらになると思いますが、前向きに過ごしていきたいと思います。