債権者に連絡をとり、すぐに任意売却の手続きをスタートしました。債権者は、「弊社は決済前までに残った残債についてどのように支払っていくのか藤木様の意向、計画をしっかり聞き取りできないと応じられません。」と仰ってました。売出しを開始し、弊社も藤木様と打合せが必要なときに連絡をしてもなかなか繋がらないことが増えてきました。折り返しもありません。急を要するときも連絡がつかないことが多々ありました。債権者様も何度も藤木様に電話しても、電話に出てくれない、折返しがないとのことでした。
債権者からは「これ以上連絡がとれないと任意売却を断念しなければなりません。」と言われてしまいました。買主様も見つかり、順調に進んでいたのに「なぜ?」と思いながら、藤木様の実家に行き、ご両親に事情を話し、お会いさせていただきました。
電話に出なくなった理由を聞くと、「再出発しようと就職活動しているがなかなか決まらず、全てが嫌になり、投げやりな気分になってしまいました。申し訳ございませんでした。」とのことでした。藤木様の話を最後まで聞かせていただき、その場から債権者に電話していただき、無事に手続きを進めることができました。