解決事例のご紹介

2番抵当の支払いは続けています…

お名前 市田 正臣様(仮名)
ご年齢 52歳
ご職業 会社員
住所 山口県下関市
借入先 住宅金融支援機構 1700万円
N銀行 360万円
残債 住宅金融支援機構 1340万円
N銀行 180万円
物件情報 平成19年築 76.4m² 3SLDK

ご相談時の状況

 市田様は、マイホーム購入時は、年収も良く問題なく支払いができていましたが、不況の影響を受け、会社の業績が年々落ち込むようになってきました。給料も下がり始め、住宅ローンの支払いが厳しくなってきました。そして、市田様の住宅ローンは住宅金融支援機構とN銀行の2本でしたが、住宅金融支援機構のほうは月々の支払い額が高いので滞納が始まりましたが、N銀行のほうは、月々の支払いが2万円以下だったこともあり支払いを続けていました。弊社にはポストに入っていたチラシをご覧になっての来店でしたが、このときは滞納5ヶ月目でした。

お客様のご希望

競売は避けたい。

解決のポイント

2番抵当権者のN銀行との話し合い。

解決までの流れ

 2番抵当権者のN銀行の担当と話したところ、「市田様は弊社にはしっかりお支払いいただいております。現時点での任意売却は認められません。」との回答でした。それもそのはずです、N銀行の支払いは一度も遅れていません。任意売却を行う際には、住宅ローンが払えないという既成事実が必要になります。市田様に説明させていただき、一緒にN銀行に来店し、N銀行の担当と話し合いを続けました。そして、N銀行の支払いもストップすることになり、任意売却の手続きができるようになりました。

そのあとは、販売開始したところ、弊社とお付き合いのある不動産会社の方がちょうど市田様所有のマンションでお探しのお客様をお持ちで、すぐに契約に至ることができました。

お客様からのメッセージ

払えるところは払っていこうという気持ちからN銀行の支払いは続けていました。それが、任意売却の手続きの足かせになるとは思いませんでした。無事に任意売却することができて安心しました。そして、相場以上の金額で売却でき、残債もかなり減らしていただき、今後の支払いも楽になりそうです。ありがとうございました。

担当者からのメッセージ

山田 大史
市田様と同じように、1番抵当の支払いはできていないけど、2番抵当は支払い額が少ないので払っています、という相談者様が多くいらっしゃいます。「払えるところは払う」というのは決して間違いではありません。正解です。しかし、任意売却を行う際は、重要な鍵になってきます。このケースの場合、2番抵当権者との早めの調整がとても大事になってきますので、お心当たりのある方は、お早めにご相談いただければと思います。
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