奥様にお会いさせていただき、「住み続けたい」という希望をお聞きしました。子供の為になんとか環境を変えたくないとのことでした。今後のボーナス払いが不安ということもあり早めの解決を望まれていました。まず、片峰様は共有名義で購入されていました。売却の際、必ずご主人の協力が必要ということを説明しました。しかし、突然出て行ったご主人に対し怒りが絶頂にあり、「話したくない、会いたくもない」とのことで、私が間に入って相手と連絡をとることにしました。ご主人は連絡先を変えており、つながりません。ご主人の実家を教えてもらい、ご主人の実家に行き、ご主人の両親にお会いすることができました。ご主人の両親は事情をまったくご存知ありませんでした。しかし、変わった連絡先だけは知っていたのですぐに連絡をとってもらい、実家に来てもらいました。
ご主人は申し訳なさそうな感じでした。「いろいろとすいません…」とポツリポツリと話し始めました。ご主人は奥様以外にお付き合いされている人がいるそうで、今はその女性と一緒に住んでいるそうです。ご両親もびっくりされ、激怒し、ご主人を怒鳴りつけました。いろいろ話は続き、そして不動産のことに。片峰様のご希望を伝え、ご主人には売却のご協力をしてもらうことになりました。それから、すぐに投資家、投資会社に対し営業を開始しました。すると、早期に投資家との条件等も調整ができ、売却先が決定しました。住み続ける片峰様にとって家賃の額等とても良い好条件でまとめることができました。契約、決済はもちろんご主人は不在でしたが、そこに至るまでは、私やスタッフがお互いのところに出向き、署名押印いただいたり書類を預かったりしてようやく終えることができました。