福岡・山口で任意売却・住宅ローンの事なら株式会社バディ

お母様と同居していた大富様は、お母様と連帯債務で念願のマイホームを購入しました。当時、大富様は正社員として勤務しており、給料も安定しており、住宅ローンは大富様が、お母様の年金でマンションの管理費や修繕積立金、固定資産税等を支払っていました。しかし、お母様に病気が見つかり、入院生活が始まりました。大富様もお母様の介護のために退職し、時間の融通の利く仕事に転職しました。しかし、以前ほどの給料は見込めません。次第に支払いが厳しくなってきました。そして、数年後、お母様がお亡くなりになりました。大富様にお母様が支払っていた分ものしかかってきました。そして、このままではどうなるか分からないということで、弊社のチラシをご覧になってお問合せをいただきました。

母親と一緒に暮らしてきたこの部屋に住み続けたい…。

リースバックに協力してくれる投資家がいるのかどうか？
その際、家賃を払っていけるのかどうか？

大富様と面談させていただき、任意売却が一番ベストな方法ということで方向性が決まりました。そして、任意売却の手続きを始めるために滞納を始めました。債権者は何度も取引をしたことがあるところでした。そして、数ヶ月後、任意売却での売出しスタートとなりました。「住み続けたい」という希望ですので、リースバックに協力してくれる投資家、投資会社に紹介をしようとしましたが、人気地区の人気マンションということもあり債権者の応諾価格が高かったのです。当然、家賃設定も高くなります。私は何度も「家賃は高くなってしまいます、今後の残債の支払いのことも考えて、環境の変わらない近隣の賃貸アパートに住替えたほうが今後のためには良いと思います。お母様も家賃で苦しむのは望んでいないと思います。」と伝えました。しかし、大富様は、「家賃は私が必ず払います。大丈夫です。気の済むまで住みたいんです。」と強い意志をお持ちでした。そして、今回は大富様の気持ちに応えたいと思い、弊社で購入させていただきました。遅れることなく、しっかり家賃を払ってくれています。

バディさん、今回は購入してくださってありがとうございました。おかげで母との思い出の詰まったこの部屋に住み続けることができました。無理を言っていることは分かっていました。他の投資家、投資会社の方は払えないだろうと思っていたはずです。しかし、バディさんは私を信じてくれました。本当に感謝しています。家賃として払い続けて5ヶ月目ですが、今は同じ職場の人と同居していて家賃も折半しています。以前よりも負担が軽くなり余裕を持てるようになりました。仕事を頑張って、家賃を払っていきます。母も、天国から頑張っている姿を見てくれていると思います。