住宅ローンの滞納が始まると、まずは「催告書」「督促状」が届きます。
これは、「支払いが遅れていますので、早く払ってください」という内容です。まだ軽い感じの文章です。
それが数ヶ月続くと、「期限の利益の喪失のお知らせ」のお手紙が届きます。これは、「〇月〇日までに払わないと、これまでのように分割で払うことができません、一括で払っていただく事になります」という内容です。ちょっと強めの文章になります。
そして、3回目は「代位弁済のお知らせ」のお手紙です。これは、「期限の利益を喪失しお約束の期日までにお支払いしていただけなかったので、弊社(〇〇保証会社)が代わりに金融機関にお支払い致しました。つきましては、弊社(〇〇保証会社)に一括で直ちに支払ってください」という内容です。
そして、支払いがなければ、最後に「不動産競売申立に関するお知らせ」が届きます。これは、「競売の申し立てをします」というものです。よって、合計4種類のお手紙が届きます。
一回だけうっかり入金するのを忘れた程度であればよいですが、支払いの目途が立たない場合は、早めの相談が大事です。